日本皮膚科学会認定皮膚科専門医から見た自己処理の危険性
皮膚の老化を早める原因は『ストレス(刺激)』です。老化の原因として有名な紫外線も肌ストレスの一つなのです。 自己処理は、肌に強いストレスを与えますので、繰り返すうちに老化を早め、カサカサ、ガサガサのお肌になってしまいます。 剃刀や除毛クリームで処理すると、皮膚の角質層も剥がれてしまい、お肌の乾燥を招いたり、色素沈着などのトラブルを起こします。また毛抜きによって無理に毛を抜いてしまうことで、皮膚の中で毛が発毛してしまう埋没毛(まいぼつもう)の原因になります。 医療レーザー脱毛は、処理時間も早く短期間で完了します。 医療レーザー脱毛をすることにより、自己処理による肌ストレスやトラブルを回避し、老化への悪循環を大幅に回避できます。
VIの脱毛範囲について
【注意事項】
- ● Iの粘膜は照射できない。(粘膜から生えている毛と粘膜ぎりぎりに生えている毛は残ることがある)
- ● IとVの中心、下の方はVの上の方に比べると毛の抜けが悪い。(Iの割れ目の周囲)
- ● 約1ヵ月後、Vの中心〜下部、I残ることがある。
- ● 生理のときはできない。(少量でも出血があるとできない。)
- ● Oライン(肛門周辺)以外は毛ぞりをしてもらう。
- ● Oラインはコースがなく、単発のみで毎回料金が発生する。
- ● 量を減らして形を残す場合は1〜2回全照射して、少し量が減ったら形を整えていく。
- ● 残したい形はそれぞれ希望が違うので、当てたいところまで毛ぞりしてもらう。
医療レーザー脱毛の施術の流れ
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- 1.カウンセリング
- 脱毛治療において、最も重要で必要な事前の手続きです。患者様がご希望する脱毛の方法などをカウンセリングにより決定いたします。
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- 2.インフォームドコンセント(事前説明)
- インフォームドコンセントにより、脱毛治療においてのリスク、施術方法などの詳細を説明します。患者様、ドクター双方同意の元、施術を行うことができます。 ※インフォームドコンセントとは・・・ 手術などに際して、医師が病状や治療方針を分かりやすく説明し、患者の同意を得ることです。
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- 3.脱毛範囲の確認
- 印を付けて脱毛場所の確認をします。
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- 4.照射
- (カウンセリング当日に施術することも可能です。予約状況によりますので、お気軽にお尋ねください) レーザーは黒色に反応するため、目を保護させて頂きます。レーザーが反応するのはメラニン色素(黒・褐色)だけですが、毛根が受けた熱エネルギーが周辺にも伝わるため、軽い熱や痛みを感じます。当院では冷却装置付きのレーザーを使用し、できる限り熱や痛みは軽減しておりますのでご安心ください。1回の施術時間は両ワキなら10分、両ヒジ下なら30分程度です。毛周期に合わせて約3~4ヶ月間隔、5回程度の施術で脱毛完了です。
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- 5.冷却
- 施術後は冷タオルで施術箇所を冷やします。
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- 6.施術後のケア
- レーザー照射後は毛穴の部分が赤い点のように見える場合がありますが、数日で消えてなくなるので心配はありません。 ただし赤みがあるうちに強い日差しを浴びると、色素沈着が起きる可能性がありますので、日焼けしないようにしてください。 また、まれに一時的に保湿機能などの肌機能が低下することもありますが、次第に回復します。その場合には、スキンケアについてもアドバイスさせて頂きます。