タルミ・小顔について
年齢を重ねるうちに、ある日鏡を見たら、急に「顔がたるんで見える」「シワが気になる」「疲れているように見える」「ほうれい線がくっきりしてきた」などと気づくことがあります。お肌の状態によっては、実年齢よりも老けて見えることがあり、お顔の印象はとても大切です。 お肌のタルミやハリ不足の原因とは 加齢によって、肌のハリが衰えたり、タルミが現れたりするのは、根本的にお肌の老化が原因です。大きく分けて次の3つの理由があります。
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- 1.皮膚の弾力を保つ物質の欠乏
- コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など皮膚の柔軟性や弾力を保つために必要な物質の生成が年齢とともに低下し、皮膚が重力によって下がっていくことで起こります。
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- 2.水分不足
- 空気が乾燥する時期、あるいは冷房を使う夏季は、乾燥で肌の水分が失われがちです。潤いが不足すると肌は弾力を失い、タルミ・シワの原因となります。
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- 3.紫外線・タバコ・ストレス・不規則な生活
- 紫外線・タバコ・ストレス・不規則な生活はシミやくすみを増やすだけでなく、活性酸素の発生により、肌に大きなダメージを与えます。肌の奥の真皮層ではコラーゲンやエラスチンが欠乏して、タルミを引き起こします。
タルミの種類
▶目元のタルミ 加齢によって目の下にふくらみや目の上にくぼみが出来ることがあります。目元の皮膚は老化が最初に表れる場所です。
▶ほうれい線とマリオネット線 口元の皮膚や皮下組織がたるんで、お顔全体にタルミが生じて、鼻から口の横にかけて目立ってくるシワを「ほうれい線」、また口角から下に向かってできるシワを「マリオネット線」と呼びます。特に口角のあたりから下にシワが出てくると、より老けた印象を与えます。 ▶フェイスラインのタルミ 加齢による表情筋が衰え、肌を支えているコラーゲンなどの物質が減少すると、両頬の一番高い位置やフェイスラインなどが全体的に下がってきます。 ▶シワクマ 乾燥肌の方に多いタイプで、小じわとクマがミックスした状態。目の健康と丁寧な保湿を心がけましょう。早めの治療で肌老化をくいとめる
シワ、タルミが目立つようになると、お顔が一回り大きい印象になったり、実年齢よりも老けて見られたりします。コラーゲンや皮下脂肪、筋膜のレベルに超音波や高周波、近赤外線やレーザーなどの医療機器を用いて熱を加えることにより、コラーゲンの再生や組織の引き締めを促すことができます。 お肌のたるみが生じている部分やその程度を的確に診察し、最も効果的な施術をご提案いたします。早期に治療をはじめることで、老化をくい止め、引き締まった輪郭の小顔効果が期待できます。 最近の学会では、「数年前からたるみの治療を始めて継続していた方は、数年前よりフェイスラインがすっきりし、その後フェイスラインの位置がほとんど変わらず維持できている」という報告が多くみられ、見た目のアンチエイジングとして、医療機器を使用したたるみの治療は世界的によく行われています。
治療法
▶フェイスラインのたるみ、ほうれい線、マリオネット線 ウルトラセル(HIFU ダブル、イントラジェン)、ウルトラセルQ+、ウルトラセルQ+リニア
▶ほうれい線、マリオネット線、ゴルゴ線 ヒアルロン酸注射
▶目の周りの小じわ 新・水光注射、エクシリスエリート(アイリフト)、ウルトラセル(SRR)